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森久保祥太郎さんメインで日々のことも語ったり。 立海の赤也が好き。でもって、立海家族で末っ子赤也はもっと大好きです。
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「一瞬」
して欲しいな………そう思ってたら、ふわりと身体が浮いた。
「蒼江さん!?」
「この馬鹿が……」
チッと舌打ちしながら蒼江は直也をベッドに組み敷いた。ついさっき、いってくると直也と言葉をかわしたばかりだったのに。
昨日の夜の余韻がまだ色濃く残る身体。恋人のワイシャツをパジャマ代わりに羽織り肌蹴る隙間から愛した跡がそこかしこに見える。
昨夜はあまり加減ができなかった。明後日から定期テストがはじまるからと、しばらく触れられない代わりにたくさんの痕をつけたいと思ったが故なのだ。結果今朝の直也の寝起きはいつも以上に悪く―――艶っぽかった。あれほど抱いてもなお足りないと思う自分を宥めすかして気力で頬への軽いキスにとどめたのに。
小さな声だった。もしかしたら直也は自分でもわかってないかもしれない。あの恥かしがり屋の恋人が朝っぱらから言うはずのない台詞だったから。して、などとは。