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森久保祥太郎さんメインで日々のことも語ったり。 立海の赤也が好き。でもって、立海家族で末っ子赤也はもっと大好きです。
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「直也。飲み過ぎだ」
「んー?」
「明日二日酔いなんて嫌だろう?もうやめておけ」
未成年という年齢は昨年までのこと。とはいえ、直也がさほどアルコールに強くないということがある時に発覚してからというもの、外では決して飲ませなかったのだが家の中でならと言う条件付で久々に飲んだ土曜の夜。やっぱり直也は数杯のワインで頬を上気させてしまって。直也の手から早々にグラスを取り上げる。蒼江としてはもう少し一緒に飲みたかったが無理をさせてまでのことでもないと思った。人にはそれぞれ体質というものがあるのだから。
「まだ飲みたい……」
「ダメだ。また今度な」
酔ってる証拠でもある、強請るような上目遣いに蒼江は苦笑している。リビングの二人がけのソファーに座る蒼江の膝の上に乗り上げる態勢からしてそうだ。もっと、なんていう台詞は別なシチュエーションで言ってもらいものだなと思う。
「あおえさん………」
ダメ?
蒼江の首に腕を回して潤んだ瞳で。早めに一緒に入った風呂上りのパジャマという薄手の服もいけない。アルコールで上がった体温の心地よさも手伝って、今すぐにでも抱きたい気持ちに駆られる。
すでに昂ぶり始めている己の分身。直也の酔いが覚めてからベッドへ誘うつもりだったが方針変更となりそうだった。
「もっと飲む」
直也のやや甘えた口調はとどまらない。蒼江はあっさりと理性を放棄することにする。膝の上の直也を軽々抱き上げすたすたと寝室へ向かう。
「あおえさん……?」
「お前、弱すぎるのも問題だぞ」
ぽすん、と冷たいシーツの上に直也を横に寝かせながら外での飲酒は何が何でも阻止しておかないと、と蒼江は固く誓う。直也にも付き合いはあるだろうが、ちょっとした拍子でこんな色香を振りまかれてはたまらない。蒼江と一緒だからという理由もあるかもしれないが、直也の綺麗な外見は最近更に磨きがかかってきている。それが誰のおかげか実兄にからかわれる身としては素直に喜べない。
「全く……」
可愛すぎも問題だな―――――蒼江は独りごちながら無邪気に抱き着いてくる直也をベッドに沈めるべく、濃厚な口付けを施した。
明くる日。二日酔いもあったものの。首筋などの見えるところにも痕をつけた!と真っ赤になりながら蒼江を睨み付ける直也の姿があったのだが、それはそれでまた可愛いと、「俺だけのせいではないな」とかわす場面もあったらしいことも記しておく。
実際のところ直也ってお酒はどうなんでしょうねえ?やっぱり弱い方が色々萌えませんか?(笑)
でもって、蒼江はきっと特製プリンを作って余裕ありげに機嫌を宥めたり。直也も蒼江大好きなので、結局は許す。昨夜の続きで膝抱っこしながらプリン食べてる直也が時々蒼江を見ながら頬赤くしたりだとか、そんな直也にキスしまくりだとか………萌えです(笑)